自称「アイマスエンジニア」とはいったい何だったのか
2016/12/17(土)に「アイマスハッカソン2016」というイベントがあります。
何年も前から「アイマス好きのITエンジニア」を公言してきた自分としては、仲間が増えてとてもうれしいです。
……と単純に言えればよいのですけれど、 正直に言うとこの状況にどう向き合えばよいのか分かりません。
自分の活動っていったいなんだったのだろうと。
2013年、まだ自分が岡山に住んでいたころ。
職業ITエンジニアとして、またそれ以前から趣味でWebサイトを作っていた人間として、 そしてアーケード版(当時7年前)からプロデューサーとしてアイドルマスターと付き合ってきて。
当時、アニメ(2012年7月期・錦織監督作品)が放送されたり、Mobage版シンデレラガールズが盛り上がり始めたりと、アイドルマスターがXbox360版以来の拡大傾向にあったこと。
などなどあり、地方で細々と活動していた自分には信じられないくらい、全国に同じくアイマス好きの仲間が増え、そして可視化されつつありました。
しかし、アイマス以外で知り合った、いわゆるエンジニア層には、プロデューサーを公言しているようなひとは目立っていませんでした。
どちらかというと、当時スクフェスからのラブライブ!が流行していたり、キュアエンジニアだったり、アイカツ!していたりと、 ほかの作品のファンを公言していたITエンジニアが多数を占めていたように思います。
それでも、いちおう自分もプロデューサーのはしくれ。
岡山のIT勉強会で発表してみたり、
www.slideshare.net
Twitterでそれっぽい話をしてみたり。
以前から続けていた自分のサイトで、新しくWebアプリケーション的なものを作ってみたり。
勉強会に出たり、アイマス関係なく、さまざまなITエンジニアのかたたちと出会ってみたり。
しかし、その活動もよい結果には結びつかなかった、と自分には感じられました。
その後も「アイマスエンジニア」、アイマス好きを推しだしているITエンジニア、が増えたように感じられなかったからです。
時は流れ、2015年。
アイドルマスターは10周年を迎え、前年の劇場版や、シンデレラガールズのアニメ化、デレステのリリース、など、なおも拡大の一途をたどり。
とくにアニメシンデレラガールズとデレステの影響が大きく、 まわりのアイマスにとくに興味がなかったITエンジニアのかたたちが、日々アイマスの話をするようになり、 ぼくの観測範囲でも、明らかにアイマスの話であふれるようになりました。
それで冒頭の話に戻るのですが。
気づいてしまったのです、結局「それ自分のプロデュース力じゃなくね?」と。
アイマスの話をするITエンジニアが目に見えて増えたのはデレステの影響が多分に大きいこと。
ずいぶん前から「アイマスエンジニア」だの「アイマス勉強会」だの言ったり、 アドベントカレンダー企画してたりしてたのにまったく周りに影響を与えられなかったこと。
www.adventar.org (しかも企画しておいて一記事も書けていないこと(後述)。)
そして、それとは関係なく、スッと今回のハッカソンや、今年のアドベントカレンダーを力強く立ち上げられた先輩のみなさま。
結局、自分のプロデュース力が足りなかったのです。
そう思うと、「今までの自分がやってきたことってなんだったのだろう?」と、かなしくなってしまいました。
さらに、自分のキャパシティが無くなってしまい、身軽に動くことができなくなったということもあります。
先のように、単純にアイドルマスターに関する情報量が爆発的に増えたこと、 東京に移り住んでいろいろなイベントへ取材に行けるようになったこともあり、 自分のサイトの情報の更新が追い付かなくなってしまったのです。
さまざまなアイドルマスターの展開に合わせて、このアカウントの運営や、イベントなどのレポート、最新情報のツイート、などなどあわせまして、日々順次作業に取り組んでおりますので、引き続き見守っていただければ、幸いです。よろしくお願いいたします。
— アイマスDB (情報まとめ) (@imas_DB) 2016年6月23日
この声明を出したのはもう約半年前なのですが、状況はまったく好転していません。
そんな中、いったいどんな顔でハッカソンやアドベントカレンダーに参加したらいいかわからないの……。
いや繪里子さんは「プロデュースの方法は、それぞれでいいと思う」とおっしゃいましたけれど。
気持ちに整理をつけるにはいったいどうしたらよいのでしょうか。